「うちの子が寝たきりになりました…」
「ここ1週間ごはんを食べてくれません…」
「病院で余命宣告を受けました…」
「もう充分がんばってくれた。もう苦しませたくない。楽にしてあげたい…」
考えたくないけれど、〝その日〟が近いかもしれない…。その日が来てしまったら、どうしようか…。出来る限りのことをしてあげたい。
「生前相談」
辛いけれど、がんばってくれているこの子、愛おしいこの子が安心して旅立てるように。
「うちの子が寝たきりになりました…」
どうしてあげたいですか?もし、お水を口に運んで飲んでくれるようであれば、まだまだ気力があるように思います。シリンジなどでお水やスープをあげてみてはいかがでしょうか。床擦れに気をつけてあげてください。今は床擦れ防止アイテムが色々とありますよ。また、ウォーターベッドのようなものに寝かせてあげるのもいいかもしれません。
もしも、お水を飲んでも吐いてしまったり、嫌がったりするようであれば、先生に相談してみてください。もうされているかもしれませんが、何か他の方法があるかもしれません。セカンドオピニオン。このタイミングでは、その子の負担が大きいかもしれません。ご家族でよく相談をなさってください。
「ここ1週間ごはんを食べてくれません…」
いつものドライフードはもう食べ辛いのかもしれません。お湯でふやかしたり、ミキサーで細かくしてみてはいかがでしょうか。それでも食べてくれない場合、ウェットフードやスープ、液状おやつなどはいかがでしょうか。
ご家族の手からだったら…。うちは先生に相談したところ、「食べるならもう何をあげてもいいから好きなものを食べさせて。」と言われ泣きながら帰りましたが、元気だった頃食べたがった鶏のささみ、焼いた鮭やマグロをほぐして手に乗せたら少しずつですが食べてくれました。
お水を飲まなくなったらやめよう。そう考えていました。
私の気持ちは、可能性があるなら〝延命〟努力をしたい。でもシリンジからも手からもお水を飲むのを嫌がったら…その時は覚悟を決めようと思っていました。
先生によっては、自宅で点滴することをすすめてくださることもあります。通院は病院嫌いだったり、車が苦手だったりする子にとって負担も大きいかと思います。
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「病院で余命宣告を受けました…」
余命宣告…。目の前が真っ暗になる…。でも、まだしてあげられることがきっとあります。
この子が、残りの時間を穏やかに幸せに包まれて過ごせるように。
そしてご家族が、1日、1分1秒を優しい気持ちで過ごせますように。
心の準備をさせてくれる時間をくれたこの子に、ありがとう。
「2週間もつか…と言われましたが、2ヶ月一緒に過ごせました。」
あの子のママさんがおっしゃっていました。それまで以上に愛おしくて、優しい気持ちで過ごせました。気持ちの浮き沈みは激しかったのですが、がんばっているこの子の前では泣かないと決め、「がんばれ」とは言いませんでした。もう充分がんばっているのですから。
「もうがんばらなくていいんだよ。ママたちは大丈夫だから、あなたのタイミングでおやすみなさい。ここにいるから安心してね。」
「もう充分がんばってくれた。もう苦しませたくない。楽にしてあげたい…」
〝安楽死〟を選ぶご家族もいらっしゃいます。それまでどれだけ悩み出した答えなのか…。胸が痛みます。
安楽死を選ばれたあの子のママさん、おばあちゃんがおっしゃっていました。
「悔やんでいません。あの子もわかってくれたと思います。もう苦しませたくなかったから。」
そのお顔はとても穏やかで、まるで笑っているかのようでした。
「しいて言えば、本当は介護したかった。もっともっとしてあげたかった。静かに寝たきりになったのなら、オムツでもなんでも、どれだけ手がかかってもよかった。あの子が苦しんでさえいなければ。」
それぞれの選択。
虹の架け橋ぷうは、ちいさな家族の旅立ちのお手伝いをさせていただいています。でも、その日が来るまでその子とご家族が1日も長く穏やかに過ごせるよう願っています。いつか来る別れですが、その日まで…。
大切な家族だから最後まで愛をこめて
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そして、その時がきてしまったらどうしたらいいか…。ご相談承ります。
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