ご安全に。

11月も後半になり、信州はいよいよ冬らしくなってきました。空気が乾燥していますので、ご体調や火の元などにも気をつけてお過ごしくださいますように。

ワンちゃん、猫ちゃん、うさぎちゃん等、ちいさな家族たちも快適に冬を乗り切れますように。

実はお家の中にも危険がたくさん。防げるのなら防ぎたい〝家庭内事故〟

「危険かもしれない。」と意識していたらなんともない日常生活。穏やかな時間が1日でも長く続きますように。

 

※辛いことを見たり聞いたりするのが苦手な方はここから先はご遠慮ください。書いていても辛い内容です。

 

 

•ソファーやテーブル、階段など高所からの落下

「よく登っていて今まで平気だったから、まさか落ち方が悪く亡くなってしまうなんて思わなかった…。」

 

•首輪が猿ぐつわ状態に

「どこにいるか把握するために鈴を付けておきたかった。本人が嫌がっていることは知っていたのに…。危険だとは思っていなかった…。」

 

•水を張ったままの浴槽に落下

 

•誤飲

小さなオモチャを丸飲みしてしまった。人用の薬をたくさん食べてしまった。植物を食べてしまった。

ワンちゃんに危険なぶどう、チョコレート、ネギ類などはよく知られていますが、猫ちゃんにアボガド、生の豚肉、百合系の花、キシリトールなども大変危険。

「飲みたそうにしていたからお酒を飲ませてみた。」

「食いしん坊で、勝手に鍋の蓋を開けてカレーを食べてしまった。」

 

・熱中症

「日中は外に出していた。日陰がなく、下はコンクリート。犬だし大丈夫だと思っていた。熱中症になってしまうなんて思わなかった…。」

「網戸にして外出して戻ったら…。エアコンをつけていたらよかったのかな…。」

 

•自宅の庭にある浅い溝に

「認知症らしい様子だったが、庭に出していたら深さは30cmもないのだけれど、落ちて溺れてしまった…。」

 

•誤飲(家の外に出る猫ちゃん、散歩中のワンちゃん)

殺鼠剤・防草剤・植物(アジサイ・ヒガンバナなど多数あり)

 

•脱走してしまい交通事故に

「いつもはすぐに帰ってくるから、きっと無事に帰ってくると思っていた…。」

「ほんの少し目を離したすきに…。」

「リードを離してしまった…。」

「フェンスを壊して出てしまった…。」

 

悔やんでも悔やんでも帰って来ません。時間は戻りません。歯を食いしばり涙を流すご家族、泣き叫ぶお子さん…「どうしてあの時に…。」

知っていたらこれから先は防ぐことが出来るはずです。今はすぐに調べられる時代です。

#猫が食べたら危険なもの

#犬散歩 危険

#有害な植物

#犬猫 熱中症

#猫 脱走防止対策

これはほんの一部ですが、すぐに調べられるということ。たくさんの情報を知っておきたい。そして回避できるものは回避したい。

 

どうか悲しい事故が起きませんように。

大切な子を守れるのは、私たち家族です。

 

 

穏やかなしあわせがずっとずっと続きますように

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう

そんなこと言わないで

大切な家族を見送り、あの子に触れられない、もう会えないのかと絶望したとき
これだけは言われたくなかったこと。

-いつまで泣いているの。
だって猫でしょ?
だって犬でしょ?-

そんなこと言わないで。
生んではいないけれど、我が子同然なんです。
毎朝おはようと挨拶を交わし、おやすみをするまで
何度も撫で、会話をし、始めの1年よりもアイコンタクトができるようになり、晩年は歩行や排泄のお手伝いもするようになり、ぎゅっと濃い時間を過ごしてきたのです。

そして…。
見送ったときは、自分の体の一部を持っていかれたような
なんとも言いがたい喪失感におそわれました。

-たかが犬でしょう。たかが猫でしょう?-
いえ、家族です。

お骨を少し収めたペンダントを握りしめながら
くちびるを噛み締めるご家族。

考え方は人それぞれです。
でもどうか心に留めておいて欲しいと思います。
口には出さずに心の中だけに。

いつまで泣いていたっていいじゃない。
例え9年経ってもメソメソしたっていいじゃない。
時々あの子を思い出して思い切り泣いて
そうしたらまた、笑えるのだから。

ご家族がゆっくりゆっくり時間をかけ
笑顔に戻れる日まで
そうっと見守る優しさが
何よりご家族の励みになるのではないでしょうか。

大切な家族だから最後まで愛を込めて