先日のこと。
「収骨しません。辛いから。お骨もいりません。」
虹の架け橋ぷうでは〝おまかせプラン〟があり、収骨されないご家族に代わり、お迎えから火葬、収骨をさせていただきご自宅へお帰ししています。
お迎えに伺うと、外に段ボール。嫌な予感は的中し、そのままお預かりすることになりました。
「もう1度お顔見られますか?」
「辛いから顔も見たくない。」
とてもやり切れない気持ちを引きずりながら火葬場へ。
可愛いお顔を見て撫でてから送ろうと紐をほどき、ガムテープを剥がして開けると、そこには…。
お母さんからの手紙と液状おやつが一緒に納められていました。
思わず涙。
〝それぞれのお見送りの形〟
そう。冷たいわけではない。愛情がないわけでもない。
むしろ愛おしいから。
私は大切な家族をお預かりして旅立ちを見届ける。ご家族の想いに寄り添うなんて簡単なことではないけれど、いつも〝気づき〟があり、自分の薄っぺらさにがっかりしながら、日々成長させていただいています。
「お骨、やはりください。」
やっぱりお家がいいね。
お母さんのところにお帰りなさい。
ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう
虹の架け橋ぷう 公式ホームページhttp://nijinokakehashi-poo.info/
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