「そろそろ納骨してあげたい。あの子は寒がりだったから、もう少し暖かくなってから。」
あの日、「棺はいりません。他の子のために使ってください。見るのも触るのも辛いからこのまま連れて行ってください。」
そう言って最後のお別れを済ませたあの子のお父さん。
あれから数ヶ月。一通のメールが届きました。
桜も今年のお役目を終え季節外れの雪ももう降らないだろう。寒がりなあの子をゆっくり眠らせてあげたい。
それぞれのお見送りの形。
大げさなことはしたくない。あの子の生きた証であるお骨がきれいに帰ってきたらそれでいい。
そして、ゆっくり眠らせてあげられたら。
言葉は少なくても伝わってくる想い。
「他の子たちに使ってください。」
そう言って預けてくださったフードは、あの子とお父さんが腎不全と闘ったこと、1日でも長く生きて欲しい、と手を尽くされたことが伝わってくるものでした。
茶ちゃん、きっと幸せだったね。お空のみんなに自慢できるお父さんだね。また逢える日までゆっくりお休みなさい。
大切な家族だから最後まで愛を込めて
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