キミがお空に旅立って1年が経ちました。
あの頃、辛いなんて思うことはありませんでした。
自分たちの感情よりもキミのサポートに集中していたから。
オムツの交換をするときも、ごはんの用意をするときも幸せでした。
クルクル回るように歩くキミに歩行器をつくり、怪我をしないように見守りました。9時間歩き続けたこともあったね。
ママが聴こえなくなり、目が見えなくなり、大きな声で鳴き続けることもありました。
どうしたらいいかわからなくなった時、SNSで励ましてくれる方々がいました。心強かった。シニアの子と向き合った経験のある方ってたくさんいるんですね。教えてもらうこともたくさんありました。
甘酒もプリンも受け付けなくなったとき、覚悟を決めました。
1日でも長くいて欲しいけれど、苦しませることはしたくない。キミが穏やかに眠れますように。
10ヶ月以上に及んだ介護生活が終わる時がきました…。
優しく穏やかで、天使のような寝顔でした。
たくさんの花で包んであげよう。お弁当持たせてあげよう。毛を少しもらっておこう。寝顔だってたくさん撮ろう。
キミの勇姿はこの先もずっと忘れないよ。
やんちゃだった若い頃も可愛かったけれど、おじいちゃんになってからがまた更に可愛かったね。
残ってしまったケア用品やフードは保護犬たちに寄付してくださいました。
可愛い歯を少しだけガラス球に閉じ込めキーホルダーにしました。
どこへでも一緒に出かけられるね。
お寺で四十九日の法要を執り行いました。
あれから一年。お寺で一周忌法要を執り行いました。
もう一年。でもまだ一年。
お散歩しているワンちゃんやSNSで他の子を見るのも少し胸が苦しくなります。
でも久しぶりに触れたワンちゃんに少し癒されつつ、いい時間が過ごせました。
キミの存在の大きさをしみじみと感じます。
今もこれからもずっと、唯一無二の存在です。
17歳6ヶ月、たくさんの幸せをありがとう。キミの勇姿、忘れないよ。
大切な家族だから最後まで愛を込めて
ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう