虹の架け橋ぷうでは、大切な家族の遺品をお預かりし、物資を必要としているシェルターで暮らす犬、猫たちへ届ける活動をしています。
つなごう「命のバトン」
介護用品、トイレシーツ、フード、ベッド、キャットタワー、キャリーなど
市民タイムスさんに記事を掲載していただき、お問い合わせをたくさんいただいています。
残しておくのは辛い。でも、処分するのも辛い。
シェルターには、たくさんのワンちゃん、猫ちゃんが暮らしています。人の都合で捨てられたり、迷子になり家に帰れなくなったり、外で生まれ瀕死の状態で保護された子もいます。みんな、本当の家族の迎えを待っています。
ちいさな命のために。
つながった「命のバトン」
シェルター運営を継続するため、年に数回フリーマーケットに出店することがあります。お預かりしたものの一部は出品させていただく場合がありますのでご了承ください。
リリーちゃんからつながった命のバトン
ミニチュアダックスフンドのリリーちゃん
ちいさな相方と一緒に、お気に入りの洋服を着せてもらい旅に出ました。
足腰が痛むおじいちゃん、おばあちゃんの代わりに、虹の架け橋ぷう本木が旅の途中までお見送りさせていただきました。
3月3日のひな祭り。すっかり春のようなポカポカ陽気。女の子のリリーちゃんはレースのついた真っ白な布団とピンクのブーケが似合います。
おじいちゃんとおばあちゃん、いつものカリカリ、お手紙、数年前のバースデーカードなどを入れてあげました。
女の子だし、とピンクのカバーを選んだおばあちゃん。
行ってまいります。15時頃、お空に向かって手を合わせてあげてくださいね。
リリーちゃんが乗る車が小さく小さくなるまで見送るおふたり。
少し時間に余裕があったので、城山公園に寄りました。リリーちゃん、見える?16年暮らした町だよ。
行ってらっしゃい、リリーちゃん。
ご自宅に戻ると、チャイムを鳴らしてもどなたも出てきません。??
3回目のチャイムでおばあちゃんが。
「今、リリーの声が聞こえたの。」
それで慌ててしまったの。
そっかそっか。リリーちゃん、おばあちゃんに「ただいま!」って言ったのね。ここがあなたのお家だものね。
モーツァルトが流れるとウトウトとしたリリーちゃん。おばあちゃんは曲を流しあなたを抱きしめながら、涙が止まらないそうです。まだまだしばらくはここにいてくれるかな。
「リリーのものがあるのが辛い」
処分しようとまとめていました。松本市波田にある保護犬シェルター「ゆめまるHAPPY隊」さんの話をすると、他の子の役に立てるならこんな嬉しいことはない、と沢山寄付してくださることに。
どんどん出てきます。よろしいのでしょうか?
「心の中にリリーはいるから。」
16年分のリリーちゃん用品。1つ1つに思い出が詰まっているのでしょうね。お風呂やエリザベスに献身的な介護をするおふたりの姿が見えてくるようです。沢山の洋服に、元気に走り回るリリーちゃんと、目を細めて眺めるおじいちゃんとおばあちゃんの姿が目に浮かびます。
いただいた物は、保護犬とたちが暮らすゆめまるHAPPY隊さん、保護猫たちが暮らす譲渡型猫カフェもふもふさんにお届けします。
それではお身体に気をつけて。気が抜けちゃうかもしれないので、お散歩とかお買い物とか、少しでもお出かけしてくださいね。
リリーちゃん、生まれて来てくれてありがとう。
虹の架け橋ぷう 公式ホームページhttp://nijinokakehashi-poo.info/
070-1490-3588