得意のポーズで。

ゴールデンレトリーバーのらぶちゃん。

いつもお家の中でママの動きを見つめます。得意の顎乗せポーズ。

12年前、家族の一員になりました。

初めて会ったとき、尻尾をふりふり、ペロペロ。ちょっと見に行くつもりが、ご主人の一言で決まりました。今日からパパです。

お散歩大好き、サッカーボールで遊ぶのが大好き。

靴下で遊んだり、ぬいぐるみを枕にしたり、いつまでも子供のようならぶちゃん。

そして、お利口さんで空気の読めるらぶちゃん。

腫瘍が見つかってからも、自分で歩きごはんも食べてくれました。

粗相してしまった事がありました。「ごめんね」の顔。いいんだよ、いいんだよ。何も悪くないよ。あなたは本当にいい子だね。

そして…歩く事ができなくなりました。ママとお姉ちゃんで抱っこしトイレのお世話やマッサージを。

陽当たりのいいお部屋。あなたの細くて柔らかい毛は、光を浴びると眩しいくらいに輝いていたよね。

全部忘れないよ。

あなたの大好きなものばかりをお弁当に詰めて。

ちいさなぬいぐるみやブランケットは持って行ってね。 枕にしていたモグラちゃんとボールは、写真でごめんね。

らぶちゃん。生まれてきてくれてありがとう。うちの子になってくれて、今日まで一緒に生きてくれてありがとう。

きっときっと、また逢える。

 

この子のためにできること。

ある日、1本の電話が。

「うちの子が寝たきりになりました。遠からず、その日が来てしまうかもしれない。その時お願いできますか?」

つまり、(生前予約)です…。この電話をかけなければいけないご家族の心中は…。

その日が来るのが1日でも1秒でも先になりますように。そして、今できることを一緒に考えましょう。

床擦れしないように、硬いフードが食べられなくても柔らかいフードはどうでしょう?点滴、シリンジでお水を。 そして何より、側にいられる今を大切に…。

それから約1ヶ月、気にはなりましたがこちらからご連絡するわけにいかない職業。あの子はどうしているかな?食欲戻ったかな?ご家族はどうされているかな?奇跡は起きたかな?ご連絡がないのは元気な証。

しかし…。

ある晩電話が。

「いよいよかもしれません…。」

そしてその数日後。

「今眠りにつきました。」

翌日、お葬儀の打ち合わせのためご自宅に伺うと、たくさんのぬいぐるみに囲まれたはなちゃん。可愛いお顔をしています。

14歳5ヶ月。

いつものごはんが食べられなくなっても、これなら食べられるかも、柔らかいものなら食べられるかも、フルーツなら、あれなら…。

お家で点滴もしました。針を刺すときには胸がチクッと痛みます。でも、この子のためになるなら。この子が頑張ってくれているのだから。

この子のためならなんでもしたい。この子には私たちしかいないのだから。

人が大好きで、ワンコには興味がありません。体が大きいから、無邪気なだけなのに、たまに怖がられてしまうことも。失礼しちゃうよね?遊びたいだけだもんね!

いつまでも赤ちゃんのような存在だから、お父さんとお母さん、ふたりで出かけると必ずお土産を買って帰りました。どんどん増えたぬいぐるみ。中でもこの子たちがお気に入り。

食いしん坊で、好きなものがたくさんあります。ちくわ、ビスケット、ジャーキー、りんご。

りんごは可愛くウサギさんにしてあげよう。 「あと何が好きかなあ?」

最近はお散歩行けなかったから、明日はいつものお散歩道をまわってみよう。

お口にお水もね。

私たちが送ってあげられるのは、途中までだよ。

たくさん食べてね。お水も飲んでね。

子守唄代わりに、お経もあげてもらおうね。

はなちゃん、14年以上も一緒にいてくれてありがとう。「まだまだ一緒にいたい。」お父さん、お母さんの気持ちに精一杯応えてくれたね。

眠りにつくとき、お父さんの帰りを待ってくれてありがとう。見届けるのは辛いけど、見届けられないのはもっと辛かったかもしれない。お母さんひとりだったら…。

大きく少し硬いあなたのお手手

これからもずっと忘れないよ。またいつか逢えるよね。それまで待っていてね。大好きなあなたへ。

 

 

弟からお兄ちゃんへ。

ちいさなおばあちゃん。だけど赤ちゃん。

パピヨンのはなちゃん、17歳。

はなちゃんには、中学2年生の弟がいます。彼が生まれる前からはなちゃんはこのお家の一員です。

可愛く仲良くじゃれながら成長する…?かなと思いきや、男の子ならではの少しやんちゃな愛情表現。だって、可愛いもんね!

友達みたいにずっといられたら。

でも、はなちゃんはおばあちゃんになりました。

当たり前にできていたことができなくなって…。

後ろ足が動かなくなりました。

起きられなくなりました。

そしてオムツをすることに。

〝弟〟だった彼はいつの日か〝お兄ちゃん〟になりました。ちいさなはなちゃんを守ってあげたい。

お母さんとお父さんがお仕事のときは、お兄ちゃんがはなちゃんのお世話を。一緒にいる時間が1番長いお兄ちゃん。

何を考えながら、はなちゃんと過ごしていたのかな。

はなちゃんが眠りにつくとき、家族みんなが揃っていました。

はなちゃん、待っていてくれたのかな。

食が細いちいさな体のはなちゃん。たまごボーロとか、好きなんだね。お母さんたちが持たせてくれました。

お手紙も持っていってね。

旅の途中までみんなでお見送りしました。

はなちゃん、17年間幸せだったね。そして、はなちゃんがいてくれて、家族みんながどれだけあたたかい気持ちになったか。生まれてきてくれてありがとう。このお家にきてくれてありがとう。

またいつかきっと逢える。

それまでみんなの心の中に。忘れないよ、はなちゃん。

 

 

 

あの子を感じたい。

先日旅の途中までお見送りさせてもらった、ミニチュアダックスフンドのチョコちゃん。

お母さんからお電話をいただきました。

「寂しい。あの子を感じたい。あの日確か写真を撮ってくれていましたよね?送っていただけませんか?」

四十九日頃にお送りしようと思っていましたが、すぐに準備させていただきました。

あの日、チョコちゃんが寒くないように、ぷーさんのお洋服を着せてあげ、お気に入りだと言うワンちゃんのちいさなぬいぐるみ、御守りを持たせてあげましたね。御守りはチョコちゃんが首から下げていたもの。ご家族の手で金属部分だけカットしていただいて。

甘えん坊で少し気が小さく、お散歩よりも大大大好きなお母さんの抱っこが1番、そして寝るときもお母さんと一緒。病院で最後に点滴をしてもらったときも、抱っこでした。

最後食べられなかったチョコちゃんに、お嫁さんが焼いてくれたケーキ、他にもたまごボーロやすずカステラを持たせてあげましたね。

「お腹いっぱい食べてね。旅の途中でお腹がすかないように。」

喉が乾かないように、みんなでお口にお水を運びました。

涙が溢れてどうしようもないお父さん。我慢しないで、体のしたいように任せましょう。泣きたくなくても勝手に出てきてしまうのだから。

お花はいらない、との事でしたが、お持ちしたちいさなブーケと、チョコちゃんの枕元に飾ってあったお花をお切りし、みんなで飾ってあげました。

旅の途中までお父さんの抱っこで。

小柄なお母さんに代わり、お父さんがお膝にしっかりと抱いて。

お父さんの負担になるかと心配でしたが、抱いていく気まんまんのお父さん。わかりました。そーっと運転しますので、ゆっくりお話しなさってください。

あれから一ヶ月と少し。そうか。お電話いただいた数日前、チョコちゃんの14歳のお誕生日でしたね。みなさんでお祝いされたのでしょうか。

あの日、チョコちゃんに持たせてあげたもの、写真を撮っておいて良かったです。家族写真、お花に囲まれたチョコちゃんの写真は撮らなくていいとご家族一致されていました。でも、何かあの子を感じられるものがあったら。

お母さん、お父さんの心を、少しでも癒すことができるのかな。

チョコちゃん、大好きなお母さん、お父さん、あなたを想うご家族みんな、虹の橋でいつか再会できることを願ってる。だからそれまで時々、夢に出てきて欲しいな。あなたを感じてあたたかい気持ちになれますように。

 

愛情いっぱい詰め込んで。

大好きなもの、お腹いっぱい食べて欲しい。

ずっと一緒にいたいから、あげたいけれどあげられなかったあの子の好きなもの。

病気になってから食べられなくなった本当は食べたかったもの。

あれもこれも入れてあげたい。

 

旅の途中でお腹が空かないように。

お腹いっぱい食べてね。

大好きなキミに。お母さんたちから愛を込めて。

 

 

ミニチュアダックスフンドのレオちゃん。

お客様からのお言葉

その節はありがとうございました。家族揃って送ってあげられて父も母も満足していました。そろそろ、レオの肉球キーホルダーをお願いしようと思います。

大好きなお兄ちゃんの抱っこ。

レオちゃんの四十九日も過ぎ、あの日のお写真と手紙をお送りしたところ、ご丁寧に電話をくださいました。

またそれから数日後、ワンにゃん譲渡会にお見えになりました。

まだ新しい家族を迎える気にはなれない。でも、気になり見に来たとのことでした。寂しそうだけど、時々笑顔が見れました。良かった。ご家族の力ですね。1人ではなかなか…。

また、肉球キーホルダーが完成したら、皆さんの励みになりますか。なったらいいな。

シャムMIXのラフちゃん。

お客様からのお言葉

ありがとうございました。きちんと送ってあげられてよかったです。

ーそのまま肉球キーホルダーが完成ー

本当に可愛いキーホルダーでよかったです!ありがとうございました😂
Facebookもやっと読むことができました!ずっと気持ちの整理ができなかったので…素敵なの書いていただいてありがとうございました😢❤

青い瞳のラフちゃん

ラフちゃんを旅の途中までみんなで送り出し、肉球キーホルダーもお届けすることができました。

少しでも皆さんの哀しみが癒えますように。

いただいた遺品は保護猫ちゃんたちへ届けさせていただきました。

コーギーのりくちゃん。

お客様からのお言葉

ラインで失礼致します。
本日は大変お世話になりました。本当に有難うございました🙇⤵丁寧に送って頂きりくも安らかに旅立つ事ができました。これから寂しい毎日ですがりくが一緒にいてくれるので穏やかに過ごしていきたいと思います。大変なお仕事だと思いますが…お身体に気をつけて…🍀ガンバって下さい。本当に有り難うございました🌼

ーお葬儀当日LINEにて、有難いお言葉をいただきましたー

本当に色々有り難うございました🌼ゆかさんが私達に寄り添って下さったお陰サマで心安らかで悔いが残ることなくりくを送ってあげる事ができました。本当に感謝致します🙇⤵️大変な事も多いお仕事だと思いますが…とても素敵なお仕事だと思います。ガンバって下さいね。でも身体が資本です。無理はなさらぬように…🌻😉

ー後日、りくちゃんの遺影が完成し、お写真と共にー

思い出がいっぱいな分寂しい毎日です。ブログ読ませて頂くと又りくが愛しくなりました。本当に有り難うございます🌼
お忙しい中お身体無理せずにお過ごし下さい🍀

寒がりなあの子にお着替えを。

ーりくちゃんのブログを書かせていただいてー

たくさんいただいた大切な遺品。保護犬、保護猫ちゃんたちへ届けさせていただきました。

葬儀当日、お気遣いいただいた手作りのお弁当。美味しくいただきました!

うさぎのラビちゃん。

お客様からのお言葉

ラビママです
この度はお世話になりました。
コメントして頂いた方々も、ありがとうございます。
ラビちゃん、今頃しろたんと一緒に照れていると思います。
まだ、野菜売場とか行くと、辛い時もありますが、ラビちゃんとの思い出を大切にして、ゆっくり、ゆっくり笑顔になれるように頑張ります(^-^)

ラビちゃんのママさん、ありがとうございます。

Facebookの虹の架け橋ぷうページをフォローしてくださり、ラビちゃんのことを書かせていただいたら、コメントをくださいました。

他のフォロワーさまからもラビちゃんを悼むコメントが。

あの時、うっかり領収書をお渡しするのを忘れ、後日お渡ししに伺いました。その時、「少しお時間ありますか?」と呼び止められ、お話を伺いました。

通っていた動物病院のスタッフの皆さんから、あたたかい寄せ書きをいただいたそうです。

そこには、献身的な介護を続けたママへの優しい言葉、そして、「もっとしてあげたかった。」と悔やむ言葉が。

ラビちゃんママ、胸のつかえが取れたようだと。

優しい心遣いが嬉しいですね。

しろたんとラビちゃん。

ちいさな家族にできること。

何年も、何十年もたくさんの幸せもらいました。

出来ることならずーっと、ずーっと一緒にいたかった。

でも、私たちより何倍ものスピードで時間が流れるちいさな家族。

虹の橋へ旅立つ時。たった1度の別れのとき。

ただ、火葬するだけでいいのでしょうか?

みかん箱のようなダンボールがお棺の代わりでいいのでしょうか?

「家族の一員」と思っているのに、人の葬儀とは程遠い…お別れになっていませんか?

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷうにご依頼してくださるご家族は、その子への愛が強い方がほとんどです。でも、最後の別れは「こんなもの」となんとなく思っていたりするのです。

ただ火葬するだけ、みかん箱のようなダンボール。それが「当たり前」だったのかもしれません。

変えたい!

人と同じように、丁寧にあたたかく送ってあげたい。

私は以前4年程、葬儀会社に勤めていました。

故人を送るために、葬儀屋さん、花屋さん、霊柩車の運転手が必要です。お棺やお骨つぼ、たくさんのお花があって当たり前。全てお任せし、親族や会葬に見えた方々と挨拶を交わしたり、故人を偲び涙したり…。

もし、葬儀屋さん、花屋さんなどがいなければ?

全てご家族でしなければいけない。無理があります。

ペットちゃんを家族の一員と思っていたら。別れの準備はなかなか出来るものではありません。だって、明日も明後日も1日でも長く一緒にいたいから。別れの準備などしたくない。 けれど…。必ずその時が来てしまいます。その時。ゆっくりお別れできますように。

ご家族でお花、お骨つぼ、お棺、火葬の手配、当日の運転、お線香などの準備。あれもこれもと思うと、悲しんでいる余裕もありません。

「ダンボールに入れて連れて来てください。」

そう言われたら、そうする他ありません。

私は最愛の娘、23年一緒に生きてきたぷうを送り出すとき、とても納得できませんでした。妥協するしかなかった。

ダンボールに和紙風の折り紙を貼り、当日自分で大量に用意した花を切り、泣きすぎて腫れた顔でお線香を買いに行き、火葬場まで自分で運転し道に迷い…。

白くなったぷーを見た時…もう涙も出ない程疲れきっていました。

葬儀屋さんがいてくれたら。全てお任せできたら。私はもっとぷうに寄り添っていられたのに。

そして2年後、私がおくりびとになりました。

ただ、火葬するだけでいいのですか?本当はもっとしてあげたいことがあるのではないですか?

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう  にお任せください。

ご家族のみなさんが、しっかりお別れできるように。「しっかり送ってあげられた」と思えるように。

ご家族の気持ちに寄り添い旅立ちのお手伝いをさせていただきます。

後悔の残らないお別れを。

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう