今日あの子の納骨式がありました。
あの頃は毎日厳しい暑さでしたが、すっかり秋めいて……。時間の流れを感じてしまいます。
可愛かったから、いつも家族の中心だったから。居ない生活なんて考えられなかったけれど……。
「はなちゃんは可愛かった。本当にいい子だった。3本足だったけれど、そんなこと関係なく、全部可愛かった。」
繰り返すおばあちゃん。「うん。可愛かったね。」とママさん。
この日は記念日。14年前家族になった日。
おばあちゃん、大丈夫かなぁ?また寂しがるだろうなぁ……。
前日ママさんと電話で打ち合わせを。おばあちゃんがなるべく寂しがらないように。
ここには、たくさんの〝愛されている子供たち〟が眠っています。ここならきっと、はなちゃんも寂しくないよね。
愛おしそうに、優しい手で。姿は変わってもやはり可愛い。みんなで手を合わせ無事納骨をしました。
またいつでも逢いに来れる。
はなちゃんのお話は尽きることがありません。泣いたり笑ったり。
「お時間大丈夫ですか?」こんな時でも気遣いを忘れないママさん。なんて素敵なご家族なのでしょう。
優しい心遣い。お手紙までいただきました。
「大切な家族を見送る辛いとき、自身の経験から本当に寄り添ってくれる。大変だと思いますが、私たちにとっては有難いことです。お身体に気を付けてお仕事頑張ってくださいね。」
どこまでもあたたかい。
「いつかまた、家族を迎えるかもしれません。きっとその時も、シェルターで暮らす子を迎えると思います。」
生まれてきたみんなが、はなちゃんのように幸せに暮らせますように。はなちゃんのご家族がまた笑顔になれますように。
大切な家族だから最後まで愛を込めて
ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう
虹の架け橋ぷう 公式ホームページhttp://nijinokakehashi-poo.info/