家族三代で見送りました。

お兄ちゃん、お父さん、おばあちゃん。車が見えなくなるまで見送りました。

ナデナデされるのが大好きなもふもふのチャロちゃん。

「お花やオヤツ、お手紙も持たせてあげられます。もし良かったらご用意くださいね。」

きちんと並べられたお花、オヤツ。手紙は読めないから…。

穏やかで優しいお顔。

手紙は書かなくても、きっとあなたに伝わっている。

生まれてきてくれてありがとう。

うちの子になってくれて、今日までいっぱいいっぱいありがとう。

開けた窓から初夏の空気が気持ちいいね。少し遠回りし、アルプス公園をぐるっと周って。

行ってらっしゃい。またいつか、ね。

大切な家族だから最後まで愛を込めて。

またいつでも逢いに来れる。

17年7ヶ月という月日を一緒に過ごしました。

心臓肥大… 毎日のお薬。咳が止まらず辛そうな日もありました。昼間は調子が良くても、夜になるとやはり辛そうで…

通院、注射も頑張ってくれました。

 

「そろそろ納骨してあげたい。逢いに行きやすい場所がいい。」

納骨式が近くなると、下見に訪れたお父さん。大切なことだから、しっかり考え決めたい。自分の目で確かめておきたい。

当日はご家族の手でしっかりあの子を抱いて。

あの日、葬儀があり立ち会うことが出来ませんでしたが、あれから2ヶ月経った頃、ばったりご家族とお会いしました。

 

あの子の好物トマトを持ったご家族と。

またいつでも逢いに来れる。

ちゃちゃまるちゃん、安心してお休みなさい。 大切な家族だから最後まで愛を込めて。

 

 

愛情いっぱいお弁当。

頑張って生き抜いたキミへ。

好きなものばかり詰めたよ。

おなかいっぱい召し上がれ。

生まれてきてくれてありがとう。うちの子になってくれてありがとう。たくさん幸せもらったよ。

大切な家族だから最後まで愛を込めて。

お手紙あなたに託します。

家族全員、きちんと礼服を着て迎えたあの日。

この辺りのしきたりで、旅立ちのときは勝手口から出発します。

家族だから、人と同じように送ってあげたい。

お庭に咲く花たちと、樒。

数日前に19歳になりました。猫のあさりちゃん。若いママさんにとって、人生の半分以上を一緒に生きてきました。もっともっと一緒にいたいから、通院、お家でのケア、全力で。でも少しずつ…。

「最後の6日間一緒にいられて良かった。」

お腹が空かないように、好きなものたくさん持たせてあげよう。

カツオ、マグロ、サーモンは食べやすい大きさに。トロのたたき、頭を取り除いた煮干しも。

もう、どこも痛くないね?よく、頑張ってくれたね。

そうそう、向こうで待っているシジミちゃんと仲良く食べてね。それから手紙もふたりに書きました。シジミちゃんに届けてね。

寂しいけど、嫌だけど、でもきちんと送ってあげたい。この家の花の匂い、ママの匂い、忘れないでね。生まれ変わってくるなら、またここで逢いましょう。

行ってらっしゃい。ありがとう。大好きだよ。

大切な家族だから最後まで愛を込めて。

 

 

私の宝物。

目を輝かせいい笑顔のミルゥちゃん。

もふもふで、お目目もお鼻もまんまる。ちいさな体にふさふさの尻尾。お手手もあんよもとても小さく…全部可愛い。

こう見えても食いしん坊。食べて寝てママに甘えて、毎日たくさんお散歩しました。今日は川沿いを、今日は街中を。ママとはもう心で会話できるもんね。歩きたい道を歩き、時々帰りはママの抱っこで。

ママと一緒に外国で暮らしたこともありました。どこへ行っても一緒だから安心。そして、誰にでも可愛がられたミルゥちゃん。

家族になって14年。いつまでも元気いっぱい、そばにいて欲しい…けれど、少しずつ…。

ママはあなたのためになんでもしてあげようと、職場を選んだり、仕事を制限したり、そして通院、点滴、食欲が落ちたら、食べられるものを探し出来る限りのことをしました。

目を離すのが不安。心配でシャワーもさっと済ませます。その時がくるまでそばにいてあげたいから。

そして…。ママの腕の中で眠りにつきました。

大好きなママの抱っこ。

ちっちゃな体でよく頑張ったね。

あなたは私の宝物。幸せな思い出がいっぱい、可愛い姿、頑張る姿が今は胸を締め付ける。存在が大きすぎるよ。

 

 

たくさんの花と食べやすくカットしたオヤツ、ササミを混ぜたおかゆ。お弁当持たせてあげよう。

いつものブランケットは半分に切って綺麗に縫い直し、あなたを包んで。手紙と、みんなの写真も持っていってね。

ちっちゃな手形スタンプとらせてね。もふもふも少しちょうだい。ママがこれから生きていくために。

今出来ること、全てしておきたい。

あれから間もなく二ヶ月がたちます。

気丈に振る舞うママさん。

女神のように優しいママさんとミルゥちゃんがいつかまた逢えますように。

 

生まれてきてくれて、うちの子になってくれて ありがとう。私の宝物。

 

 

 

幸せ掴んだ愛ちゃん。

初夏の青空の下、バタバタとするご家族。

火葬の予約は取れたけれど、何かが足りない…。

お棺、ちゃんとしてあげたい。この子を連れて帰る壷も。

お見送りする時間は迫っているけれど…。

ご連絡をいただきご自宅へ伺いました。

推定17歳。出逢いは16年前の3月でした。迷子になっちゃったの?もしかして、捨てられてしまったの?ご近所の方が可愛らしい女の子を保護しました。飼い主さんがみつかなかったため、家族に迎えることになりました。

淡いグレー、ベージュ、白の縞々模様。女の子。名前を「愛」とつけました。

お兄ちゃんたちとも仲良くなり、日に日に愛おしい存在に。

家族として暮らしてきましたが、私たちよりも何倍ものスピードで生きる猫。老いることは止められない…。

春頃から具合が悪くなり、5月の連休にはもういよいよかと覚悟を決めるほどに。それでもフラフラと歩き玄関でお出迎えしてくれた愛ちゃん。

それから約1ヶ月。

よく頑張ったね。

たくさんの幸せをくれた愛ちゃん。大丈夫だよ。しっかりお見送りするからね。

遠くからお兄ちゃんが駆けつけてくれます。時間はギリギリ…! お母さん、お花を買いに行ってくれました。可愛く包んであげるからね。

大好きなかつお節、いつものカリカリ、持たせてあげよう。お手紙、書く時間がない!持って出て後で書こう。

真っ白いお布団に寝かせてあげよう。枕、低いかな?タオルを下に敷いたらちょうど良さそう。

お花で包んで。お兄ちゃんと合流! 間に合って良かった。

少し早めに現地に到着、これからの時間は愛ちゃんとお兄ちゃんの時間。今日来れなかったお兄ちゃんの分も声をかけてあげます。ここにはいないけれど、気持ちはしっかり伝わっているよね?

お口が乾かないように、お水もチョンチョンしてあげました。

バタバタしたけれど、家族4人でお見送りしました。

ねえ愛ちゃん。あのとき出逢えてよかったね。お外にあのままいたら、どんな毎日だったのかな。あたたかいお家、優しいお母さん、お父さん。2人のお兄ちゃんも1度に出来て、毎日安心して過ごせたね。 毎日の点滴頑張ってくれたのも、みんなのことが大好きだからだよね。

 

生まれてきてくれて、うちの子になってくれて ありがとう。

きっとまた逢おう。

 

大切な家族だから最後まで愛を込めて

 

 

 

女の子だから綺麗に送ってあげたい。

ミニウサギのミイちゃん。

まつ毛がくりっとした美人さん。今年の5月で9歳になりました。

初めてのウサギちゃん。ペットショップで言われたことを、みんなで守りました。

あまり抱っこはしない、触り過ぎない。

「長生きして欲しい」から守ってきました。

今思うと、もっと撫でたり抱っこしたりしたかったな。抱っこがあまり好きじゃない子に育ちました。

リンゴやキャベツ、ブロッコリーやバナナチップスが好きで、人参は苦手。

後ろ姿はまん丸で、簡単に描けそうなフォルム。若いときは3キロありました。

少しずつちいさくなり…足が弱くなり、ヨタヨタ歩くようになりました。それでも大きな病気をすることもなく、9年間一緒に暮らしました。

この日はママさん、お仕事の都合をつけパパさんがご家族を代表してお見送りすることに。

バナナチップスといつものごはん。

お花はたくさん入れてあげたい。女の子だから。

 

みんなで1つずつ、お守りを持ちます。中にはもふもふしたミイちゃんの毛を納めよう。

家族全員で書いたお手紙も、持って行ってね。いつかきっとまた逢えるから、寂しがらないで。

ずっとずっと忘れないよ。大好きなミイちゃん。

 

「女の子だから、綺麗な写真だけ使ってください。」

可愛いミイちゃん、みんなの愛情に包まれて、行ってらっしゃい。またいつか、ね。

 

ご依頼をいただいたら。

ご依頼をいただいたら、いくつか質問をさせていただいています。

その子のお名前、年齢、お体の大きさ、ワンちゃんでしたら犬種、どんな風に御安置されているのか、どんな風に送ってあげたいのか、分骨はされるのか、遺毛は残されるのか。

場合によってはドライアイスを持って伺います。

「今しかできない事」

あとで、「あの時ああすればよかった!」悔いが残らないよう、お手伝いさせていただいと思っています。

 

 

たくさんのお花のあるプラン

お仕事もあるご家族、一人暮らしの男性、今は何も考えられない…というご家族。ご自宅に飾るもの、お棺に入れてあげるもの、ご用意させていただきます。

ご家族でご用意される場合、思っているより多めにご用意されるようおすすめしています。茎を切ってしまうとかなり少なくなるイメージです。

 

お弁当を持たせてあげたい。

いつものカリカリ、大好きなおやつ、野菜やフルーツ。最近食べられなかったもの。紙製のお弁当箱に愛情たくさん詰め込んで。

 

お線香セット

すぐにお線香をあげたい。でも、買いに行く時間がもったいない…この子のそばにいたいから。    お線香セットご用意させていただきます。基本的には無宗教でのセレモニーですが、ご希望があればご住職にお越しいただき読経をあげていただくこともできます。

お棺に入れられるもの、入れられないもの。

お気に入りのぬいぐるみ、いつもの毛布、リード、大きなオモチャ、金具のついたもの。残念ながら、持たせてあげられないものがあります。綺麗に帰ってきてもらうために。金具が外せるものは外して入れてあげられる場合があります。入れてあげられない場合、写真にして入れてあげ、大切な形見として残しておくことをおすすめしています。

「ありがとう」をお手紙に。

お通夜はお寿司を囲むよりも、この子をたくさん撫でてあげたい。抱っこもしたい。ご家族で過ごす最後の夜は、ゆっくりお過ごしください。

 

 

遺毛を残す。

今しかできないこと。ブラッシングで抜けた毛、トリミングしてもらった毛も今となっては宝物。今ならカットして残すことができます。落ち着いてから、何かに加工するか、綺麗な小瓶に納めておくか。残しておけば、また触れることもできます。

肉球スタンプをとっておく。

ひとりひとり違う肉球。形も大きさも、はみ出ている毛も愛おしい。手触り覚えておきたい。写真も撮っておきたい。スタンプはあとでフレームに入れて飾ろう。今しかできないこと。

 

ご家族の気持ちに出来るだけ寄り添い、お別れのお手伝いをさせていただきます。

 

後悔のないお別れを。

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう

 

 

 

 

60度を超えるアスファルト!

今日からの3連休、松本市も例外ではなく猛暑になるとのこと。

気をつけたい。〝熱中症〟と〝ヤケド〟

気温38度で、地表の温度は60度を超える可能性があるそうです。60度!!

ワンちゃんは私たちよりも地表に近いため、体感温度はどのくらいのものか…!また、〝裸足〟でアスファルトを歩くということは、肉球がヤケドしてしまう危険性があります!

革ジャンを着て毛皮を着て毛皮の帽子をかぶって裸足で歩く…

お散歩は涼しい時間帯に!

こまめな水分補給、ルートの確認を。

また、有効なトリミングを。毛は紫外線から守ってくれます。短くし過ぎにご注意ください。

ちいさな命を守れるのは家族だけ。

 

 

 

 

 

「輪廻」きっとまた逢える。

バーニーズマウンテンドッグのらんちゃん。

表情豊かで、ワンコだけどワンコっぽくない、もしかしたら、以前お見送りした、あの子の生まれ変わりかと思えるらんちゃん。

ワンコが苦手で、お散歩もあまり好きじゃありません。家族以外の人も苦手。もしかして、本当に猫のアレジくんの生まれ変わりなのかな?

家族みんなに可愛がられ、旅行もいつも一緒に。お姉ちゃんが進学のため引っ越しをしてしまい、会いに行った時は、聞いたこともない、悲鳴のような声をあげ喜んだね。お兄ちゃんが遠くに引っ越してから、みんなで会いに行きました。らんちゃんのため、フェリーを選んで。

末っ子のらんちゃん。当たり前のように一緒に過ごしました。居るのが当たり前。この幸せがずっと続きますように。

食いしん坊でお肉が好き。貧血気味になってからは、馬肉レバーやひき肉団子を。1日でも長く元気でいて欲しいから。

少しずつ、介護が必要になりました。

お手手の踏ん張りがきかなくなってから、車椅子を作りました。あんよはまだまだ元気!これがあったら歩けるね!

大きなお手手、あんよ、もふもふの長い毛、ずっしりと重みのあるあなたの体、眉毛みたいな額の模様。全部が愛おしい。

ご家族の愛情を全身で受け止め、眠りにつきました。

歩けなくなっても、後ろ足が元気ならこの手がある。食欲が落ちても、これなら食べてくれるかもしれない。トイレがしづらいならみんなで補助。寝る時だって抱っこして移動し一緒に。

その時がくるまで手を尽くしました。大切な家族だから。「我が子」で「妹」だから。

その日は、出来るだけのことをしてあげよう。

お兄ちゃんも、お姉ちゃんたちもみんな揃ってお見送りします。

真っ白い薔薇とかすみ草

ローストビーフとフルーツなどをお弁当に詰めて

下のお姉ちゃんは優しく傷口にガーゼを貼ってくれました。なぜか、らんちゃんに妹扱いされていたお姉ちゃん。きっといつも、目線を合わせてくれていたからだね。

大好きなソフトクリーム

みんなで、お口につけてあげました。少しはみ出ているクリームが、らんちゃんらしい。可愛いね。

きっときっとまた逢える。

何度でも生まれ変わってきてね。それまで少し お休みなさい。

生まれてきてくれて、私たちの家族になってくれてありがとう。