ちいさな息子さんが泣いているママを励まします。
あの子たちの四十九日。
松本市にある観音寺さんにて読経をあげていただきました。
あの日より少し大きくなったお子さんたち。覚えていてくれたかな?あの日、パパさんたちがお骨上げをしている間、お絵描きしたり、男子トイレも一緒に入ったんだよ。
そう言えば、スーツによだれも付けてくれたね。パパさんに叱られてシュンとなっちゃって‥あの日は特別だったもんね。
お兄ちゃんは賢いからわかっていたんだね。お別れの意味‥でも、考えないようにしていたのかな。
みんなで送ってあげようね。
お手紙とお弁当と、ボールは写真にして持たせてあげよう。
明るいお花で包んであげよう。
みんなで見送ったあの日。
そして今日。
パパさん、ママさん、あの日カプセルに納めたちいさなお骨をお揃いのネックレスに。
「私が泣いていると、この子が少し怒った口調で言うんです。」
「泣いちゃいけないんだよ。」
この子たちがいるから頑張れます。
こちらのお寺には、ワンちゃん、猫ちゃんも暮らしています。今日はビーグルのウランちゃんが立ち会ってくれました。
読経をあげていただき場所を移し、お茶タイム。よく冷えたスイカをいただきながら、涙が時々溢れますが、後ろからスイカを狙うウランちゃんに、つい声を上げて笑ったり。久しぶりのワンちゃんに懐かしさを感じたり。少し切ないけれど‥。
触れながら思い出していただけたら。
「深い悲しみを植えつけるために生きていたんじゃない。パパ、ママ、みんなと幸せな思い出もたくさんあるんだよ。パパもママも楽しかったでしょ?」
きっとまた逢おうね。
その時はまた家族になろうね。それまでちょっと待っていてね。
パパ、ママのところにきて幸せだったよ。
大切な家族だから最後まで愛を込めて
ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう