16年分のリリーちゃん用品。

ミニチュアダックスフンドのリリーちゃん

ちいさな相方と一緒に、お気に入りの洋服を着せてもらい旅に出ました。

足腰が痛むおじいちゃん、おばあちゃんの代わりに、虹の架け橋ぷう本木が旅の途中までお見送りさせていただきました。

3月3日のひな祭り。すっかり春のようなポカポカ陽気。女の子のリリーちゃんはレースのついた真っ白な布団とピンクのブーケが似合います。

おじいちゃんとおばあちゃん、いつものカリカリ、お手紙、数年前のバースデーカードなどを入れてあげました。

女の子だし、とピンクのカバーを選んだおばあちゃん。

行ってまいります。15時頃、お空に向かって手を合わせてあげてくださいね。

リリーちゃんが乗る車が小さく小さくなるまで見送るおふたり。

少し時間に余裕があったので、城山公園に寄りました。リリーちゃん、見える?16年暮らした町だよ。

行ってらっしゃい、リリーちゃん。

ご自宅に戻ると、チャイムを鳴らしてもどなたも出てきません。??

3回目のチャイムでおばあちゃんが。

「今、リリーの声が聞こえたの。」

それで慌ててしまったの。

そっかそっか。リリーちゃん、おばあちゃんに「ただいま!」って言ったのね。ここがあなたのお家だものね。

モーツァルトが流れるとウトウトとしたリリーちゃん。おばあちゃんは曲を流しあなたを抱きしめながら、涙が止まらないそうです。まだまだしばらくはここにいてくれるかな。

「リリーのものがあるのが辛い」

処分しようとまとめていました。松本市波田にある保護犬シェルター「ゆめまるHAPPY隊」さんの話をすると、他の子の役に立てるならこんな嬉しいことはない、と沢山寄付してくださることに。

どんどん出てきます。よろしいのでしょうか?

「心の中にリリーはいるから。」

16年分のリリーちゃん用品。1つ1つに思い出が詰まっているのでしょうね。お風呂やエリザベスに献身的な介護をするおふたりの姿が見えてくるようです。沢山の洋服に、元気に走り回るリリーちゃんと、目を細めて眺めるおじいちゃんとおばあちゃんの姿が目に浮かびます。

いただいた物は、保護犬とたちが暮らすゆめまるHAPPY隊さん、保護猫たちが暮らす譲渡型猫カフェもふもふさんにお届けします。

それではお身体に気をつけて。気が抜けちゃうかもしれないので、お散歩とかお買い物とか、少しでもお出かけしてくださいね。

リリーちゃん、生まれて来てくれてありがとう。

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう

 

 

ココちゃんからのお裾分け

可愛い可愛い、おなかぷっくり、甘えん坊のココちゃんが天使になって5ヶ月が経ってしまいました。

寂しさは消えない。今も涙が出ます。

お部屋には、ココちゃんに似合う優しい色合いの木製チェストを置き、お花とおやつを欠かしません。

たくさん写真も飾りました。

ご家族から優しいプレゼント、ココちゃんのフォトフレームも出来ました。

まだまだ心の整理は出来ないけれど、あの子の残したものを他のワンちゃん、ネコちゃんのために使って欲しい。

暑い日は涼しく、寒い日は暖かく。ココちゃんへの愛が伝わってきます。

優しいお裾分けをありがとうございます!

いただいたものは、夢まるHAPPY隊さんで暮らすワンちゃんたち、譲渡型猫カフェもふもふさんで暮らすネコちゃんたちへお届けしました。

ちいさな命をつなぎたい。

そして、温かいお茶と美味しいお菓子でもてなしていただいた上、お土産と、キャスター付きの立派なキャリーまでいただいてしまいました。

ココちゃんママとは、またきっと会える。ココちゃんを忘れない1人として、これからも寄り添わせていただけたら、嬉しいです。

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう