ボーン型肉球キーホルダー

ボーン型肉球キーホルダー

3,850円(税込)

アクリル製のプレートに肉球がふたつ
お名前や記念日などもお入れします。

Screenshot

店舗でご覧いただけるように見本品をつくりました。

私の愛猫、8.72kgの珠輝という子です。
私事ですが、先日この子に関して心配事があり、半べそをかきながら制作の依頼をしました。

短時間で終わる手術を受けたのですが、「絶対」はないということは、この仕事をしていると痛感していますので
「もしもこの子がそのまま…」
などとあれこれ悪い方に考えては心配する日々でした。
手術の前夜から当日まで絶食。
他の猫2匹にも付き合ってもらい迎えた当日の朝。
珠輝は4時半に「お腹空いた」と訴えてきましたが、応えるわけにはいきません…。
「ごめんね」と無視しているうちに寝落ちしてしまい、見た夢は珠輝にごはんをあげているものでした。
飛び起きて夢とわかりひと安心したのも束の間…。
「なんでごはんくれないの?」
と鳴いて鳴いて、諦めて、そしてふて寝…。
可哀想で私も涙が止まらず、病院へ向かう支度がなかなか進みませんでした。

そして病院へ。手続きをして、珠輝を預け、いったん帰宅しました。
迎えに行くまでまだ数時間ありました。心配でぼーっとしてしまうのですが、時間がもったいないので珠輝がいる時になかなかできない裁縫をして時間を潰すことにしましたが、何度時計を見ても少ししか経っておらず、ずいぶんと長く感じました。

「もしもこのまま…。お腹空かせたまま…。」

涙で針がよく見えないので片付け、少し早く向かうことにしました。
病院では先生たちに「大人しい子ですね。鎮静剤も必要なかったんですよ。」と褒めてもらい、今後のことなどお話を伺い帰宅しました。

それから1ヶ月が経ち、ちいさな心配事はありますが、元気に過ごしています。

このキーホルダーは、手術当日の朝、ごはんをもらえずにふて寝してしまった珠輝を見ていられず、病院へと出発するまでの時間がとても長く、仕事部屋に逃げ込み制作依頼の準備をしました。
肉球スタンプは以前、別のメモリアルグッズの見本品のためにとったものを使用しました。
縁起でもないと思いつつ、かなり弱気になっていました。

珠輝は推定9歳です。今回は、良性の肥満細胞腫でしたが、これから先も何があるかわかりません。日頃のコミニュケーションを怠らず、体調の変化にすぐ気付けるよう気をつけようと思います。

話が長くなりましたが、肉球や毛を残すことは、元気なうちにしても良いかと思います。元気な子の肉球スタンプをとる場合は、汚れないスタンプキッドを使用するか、インクや食紅を使用する場合はすぐに肉球を洗ってあげてください。

スタンプキッド 1,500円(税込)

 

 

また、日頃の何気ないシーンも、たくさん撮っておきたい。この子たちの時間は、わたしたちに比べとても早く過ぎてしまうから…。

今を大切に。

さて、明日は愛猫〝ぷう〟の9回目の命日です。お母が真面目に生きている姿を見てもらおう。安心してね、ぷうちゃん。お母、元気よ!

 

大切な家族だから最後まで愛を込めて

愛猫ぷうの七回忌法要

寺院で執り行われた愛猫の七回忌法要

6回目の命日を前に、松本市の生蓮寺さんにて読経をあげていただきました。

甘えん坊でいつも私にくっついていて、カーテンを開けるのもお醤油を取りに行くのも抱っこして一緒に動いたね。

初めての猫、初めての介護、いつかいなくなってしまう恐怖と不安。ぷうがどうして欲しいか考えていたつもりでしたが、自分の感情でいっぱいいっぱいになっていた気がします。

完全に寝たきりになってからはリビングに全てを移し、目の届くところに寝かせていました。

自宅で点滴をしたり、シリンジでお水を飲ませたり、お尻を洗ったりお顔を拭いたり。できるだけの事をしているつもりでしたが、あとで後悔したことは、もっと撫でてあげればよかった。もっと話しかけてあげればよかったということです。

明日も生きて欲しい。1分1秒でも長くそばにいて欲しい。

自分の感情が優先になっていました。

息をするのを止める瞬間まで幸せでいて欲しい。

あの頃に戻れるものならば、こう考えます。でも時間は戻らない。自分を責めてもあの子が喜ぶわけがない!してあげられなかったことを悔やむよりも、大切に想い続けよう。

お母(私)の匂いが好きなぷう。

ちびっ子にヤキモチ妬いて怒るぷう。

友人の愛猫、ちゃたろうくんは19年間友人を支え、幸せにしてくれました。

この日、ちゃたろうくんの四十九日法要も合同で執り行いました。

今、友人は深い悲しみの中にいます。何を言っても今は届かないかもしれませんが、話を聞いたり、一緒に泣いたり笑ったり、私にできることをしていきます。

ちゃーたん、可愛いちゃーたん。大好きだよ。忘れないよ。

ご住職には丁寧な読経をあげていただきました。

私たちが忘れない限り、あの子たちは今もどこかで幸せにしている。

そしていつかまた逢える。

 

ぷうちゃん、ちゃーたん、生まれてきてくれてありがとう。

私たちの生活を、毎日を、心を豊かにしてくれてありがとう。

この世の中でこんなに悲しいことがあるのか…と絶望したけれど、強くなりました。たくさん泣いたけれど、今も泣くことがあるけれど、ぷうと家族になれたこと、別れも含めて後悔はしていません。もらった幸せの方がずっと大きいから。そして、ぷうもちゃーたんも幸せだったと信じています。今までも、これからもきっと。

また逢おうね。そのときはたくさん撫でて抱っこして、たくさんキスさせてね。そして腕枕で寝ながらでいいから話を聞いてね。

3回目の命日。

あの日から丸3年。

今日は食べられた。今日は起き上がれた!今日はお水も飲めない…。今日は…。

ぷうが「生きたい」と思うなら、お母はなんでもする。食べられるものがあるなら買い占める。食べられないなら工夫する。生きたいとがんばるぷーの支えになる!

私の腕で静かに眠りについたあの日。もう、3年も経つんだね。

頼りないお母だから、ぷうは頑張ってくれたのかな。

この世の終わり…くらい毎日泣いて暮らしていたよ。

立ち直れる気が全くしなかった。

ご飯食べたくない。お腹すくことに嫌悪感。

家に帰っても…ぷうのお迎えないんだよね。いつも大きな声で鳴いて怒ってた。「お母、遅い!」

玄関の扉を開けるのが怖くてそのまま飲みに行って、酔っ払って帰っていたよ。

ぷうのいない現実を受け入れたくなかった。ぷうのいない生活に慣れたくなかった。

でも、受け入れないといけないとも思った。

ぷうちゃん。お母、元気に生きているよ。あれから迎えた風雅と珠輝がね、可愛いの。ぷうに悪いって気持ちもあったけど、きっと泣いてるお母より、笑っているお母の方が好きだもんね。

今日はぷうの3回目の命日。

お母の腕枕は空いてるよ。いつでも好きなときに生まれ変わっておいで。

大好きだよ。世界一可愛いぷうへ。