ぷーと私の10年 Part3

心で今もつながっているぷーちゃん。

 

心陽(こはる)風雅 珠輝

ぷーの家には今3匹の猫がいます。ぷーを見送った4ヶ月後に家族になった〝風雅〟と、風雅が寂しくないようにと迎えた〝珠輝〟と仕事でよく行く場所で出逢った〝心陽〟

今、この子たちと生きています。

 

2015.8.28 ぷー永眠

2025.12.8 風雅が家族に

2015.12.24 珠輝が家族に

2017.4.2 虹の架け橋ぷう 活動開始

2021.3.27 心陽が家族に

2021.4.2 松本市村井町に店舗オープン

この子たちが原動力になっています。

ぷーを見送ったとき、現実から逃げたくなるくらい、記憶を失くしたいくらい辛く立ち直れそうになかった頃。「もう2度と迎えない。こんな悲しい日が来るなら寂しくてももう迎えない。」

そう思っていた私がわずか4ヶ月後に風雅を迎えました。長い長い4ヶ月でした。どんな風に気持ちがかわっていったのか、言葉では説明がうまくできません。ただ、SNSで見かけたボロボロの仔猫が人に助けられ、元気になっていく様子を見ながら居ても立っても居られなくなったような、もし私のところに来てくれても、またいつかいなくなってしまう…。怖い…。そんな風に1人であれこれ想像していましたが、里親募集をすると聞いたとき、反射的に申し出ていました。

別れは辛いけれど、ぷーと過ごした時間にどれだけ幸せをもらったか、どれだけ毎日が充実していたか

思い出しました。

いつかこの子たちを見送るその日まで、この子たちが幸せでありますように。私自身が幸せであるように。ぷーが頼ってくれたはずの、たくましいお母でいられるように。

ぷーを見送って10年。相変わらず、いつか来る別れを想像するだけで泣けますが、私なりにこの子たちを愛し、日々、幸せをかみしめています。

そして、みんな必ずいつか…。そのときに少しも悔いがない、というご家族は少ないかと思いますが、大切なお見送りは悔いが残りませんように。心から悲しんで、泣いて、でも幸せだったことも忘れてしまわずに「ありがとう」と送ってあげられますように。とても辛すぎて言葉が出ないかもしれませんが、きっと伝わっていると思うのです。

涙も嘆きも、その子を想っていれば当然のこと。でも「大好き」「可愛いよ」「いい子だね」

そんな言葉を最後に聞けたら、安心して旅立てるのではないかと思うのです。

ぷーがもうすぐ遠くに行ってしまう。そう感じていたあの頃、どんなに辛くても最後に必ず伝えようと決めていました。

大好きだよ。ありがとう。

 

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう

 

愛猫〝ぷう〟とお母が虹の架け橋に。

愛猫の三回忌法要

桜の季節は…。

天使からの警告。

気になるあの子

気になるあの子〜あれから一年〜

愛猫ぷうの七回忌法要

 

 

天使からの警告。

我が家の猫たちはいわゆる〝元保護猫〟です。

親猫もわからなければ、生まれた日もわかりません。

縁があってうちの子になりました。元気に過ごしており、愛猫ぷうを見送って泣いてばかりいた私も普通に笑えるようになり、毎日の活力になっています。

 

この子たちが、普通にごはん食べて、トイレして、普通に寝ている。

それだけでじゅうぶん。居てくれるだけで幸せ。

そう思えるようになったのは、ぷうと過ごした時間があったから。いつか必ず別れがあると思っていても、実際に見送ると、居てくれたことがどれだけ幸せだったかと気づきました。

 

このブログは、「新しい家族を迎えることは悪いことではない」という内容にするつもりで書いては中断して(集中力の問題で)中途半端になっていたものです。

そんな時、1枚目の写真左の黒猫珠輝がオシッコをしていないことに気づきました。

我が家の猫用トイレは2つ。個別に分けています。

珠輝はシステムトイレ。引き出しが付いており、その中に専用のシートを敷いています。今使っているシートは厚手で1週間程もちます。ウンチはスコップで取り除き、オシッコはシートに落ちます。

もう1つのトイレはシンプルなもの。砂がオシッコを吸い固まりますので、ウンチ、オシッコ共にスコップで取り除きます。

オシッコが出ていないと気づいたのは、システムトイレのシートが綺麗だったからです。

でもそれはとても危ういことでした。

1週間もつシートは毎日交換していません。ですから…  タイミングが悪ければ、一昨日から出ていないのか、昨日からなのか、今日からなのかわからないことがあるのです。

こまめにチェックしなければ!

 

膀胱炎、尿路結石、尿路閉塞、腎不全… 

 

普通に食べてトイレして、普通に寝ているだけで幸せ。

 

〝普通〟ってすごいことでした。

知っていたつもりだったのに、気をつけているつもりでいたのに。

「猫  オシッコ 出ない」ネットで調べて呼吸の仕方を忘れそうになりました。2日出なければ死に至る可能性もある…!

夜から仕事で帰宅するのは深夜遅くになる予定でしたが、最悪の事態が起きたら…涙を抑え、急いで帰ることにしました。

車中では神様に祈り、ぷうに祈り、きっと大丈夫と念じ、念じ、祈り…。

帰宅すると、玄関に迎えにきてくれていた珠輝。ああ!よかった…!

そして数時間後、深夜遅くに珠輝がトイレに向かいました。

 

風雅に見守られながらオシッコした珠輝。

よかった…!

「まだ若いから大丈夫。元気だから大丈夫。」

油断していた私への警告。

この日からトイレチェックをこまめにするようになりました。

オシッコは出ているのか。ウンチは出ているのか。普段と違うことはないか。

チェックをするには、普段からトイレを清潔に保っていることが大前提。

そして、もし便秘気味だったら。

フードの見直し、水分を摂りやすい環境をつくる、適度な運動を促す(おもちゃで遊ぶなど)マッサージ、ブラッシングをしっかりしよう。便秘じゃなくてもしよう。

うちの子を守れるのは私だけ。

神様、ぷうちゃん。警告してくれてありがとう。この子を守ってくれてありがとう。ぷうが旅立ち、この子たちを迎えなんとか立ち直り、今がある。しっかりと〝今生きている子〟を守っていこう。今はそれが私にできる〝ぷうへの恩返し〟でもあるのだ。

 

「新しい家族を迎えるのは悪いことではない。」

それについては、また改めて書こうと思います。

 

虹の架け橋ぷう 公式ホームページhttp://nijinokakehashi-poo.info/

 

 

虹の架け橋ぷう

ポーちんとぷう。

私がちいさな家族のおくりびとになりたいと思ったきっかけのふたり。

23年一緒に生きてきたぷう。

そして、大切な親友の愛犬ポーちん。

彼女が何も語らないから私も…。

だけど、世の中そんなに平和じゃない。
明日は今日の延長ではないかもしれない。
そう…。

虹の架け橋ぷうは、ぷうのお母がおくりびと。
そして虹の橋ではぷうがお迎えする。
〝架け橋〟になりたいとつけました。
何人もの方に、社名が長すぎるとダメ出しされても、頑固に譲らなかった社名。

「ペットを飼う」
から、「家族と暮らす」へ。
亡くなったらクリーンセンターとか(>_<)
人の考えはそれぞれですが、知らないだけなら知っていただけたら。
いつの日か、ゴミと一緒に燃やされる事がなくなり、葬儀をするのが当たり前になるといいな。

そして、捨てるとか、虐待するとか…悲しいことがなくなりますように。

物じゃない。ちいさな命。

ポーちんもぷうも私たちの心の中に。
これからもずっと一緒に。

「ちいさな家族」を見送ったご家族へ

「ペットロス」

家族として一緒に暮らしてきたあの子。朝起きてごはんとお水の用意をして、撫でて会話していつも一緒に過ごしてきた。あの子がもういない。

「あの時もっとああすればよかった」

「もっと撫でてあげればよかった」

「もっと違うことが出来たのではないか…」

「あの子は幸せだったのかな?」

続きを読む