あの子が教えてくれたこと。

酷暑。年々暑くなってきていますが、今年の夏は異様な暑さが続きました。

 

あの日キミが教えてくれたこと。

 

ごめんね…。知らなかったんだよ。

もっと早く知っていればよかった。

ごめんね、ごめん…。

 

キミが教えてくれたこと。

 

そばに居てくれるのは当たり前じゃなかった。

キミが居ないとこんなに広く寂しい空間なんだ。

居てくれるだけであたたかかったんだね。

 

キミが教えてくれたこと。

 

あっけなく死んでしまうんだね…

 

キミが教えてくれたこと。

 

幸せと深い哀しみとどうしようもないこの気持ち。後悔しても遅いんだね。キミはお空に行ってしまった。

きちんと供養するからね。しっかり送ってあげるからね。今から出来ることがあるならなんでもするからね。

 

 

 

多くの方に知っていただきたいです。私たちが暑いと感じるなら、あの子たちにとっては命の危険があるほど暑いということ。アスファルトは60度を超えることもあります。私たちが毛皮を着て毛皮のマスクをし、裸足で過ごす…。

ちいさな命を守れるのは私たち家族だけ。

 

あの日、水分をとろうともしないお父さんが心配でした。ペットボトルを渡すと、思い出したように少し口にされたお父さん。

私たちは、今日も明日も生きていく。

あの子が教えてくれたこと、忘れてはいけない。

そしていつか、「ごめんね」だけじゃなく、「ありがとう」と心から言える日がきっとくる。

 

大切な家族だから最後まで愛を込めて

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう

 

虹の架け橋ぷう 公式ホームページhttp://nijinokakehashi-poo.info/

 

お見送りの形 それぞれの選択。

深夜に1本の電話が。

うちの子が今亡くなりました。どうしたらいいんでしょう?

虹の架け橋ぷうは24時間電話対応をさせていただいています。「今しか出来ないこと」

があるからです。また、ご家族の不安なお気持ちが少しでも和らぐよう、なんでもご質問にお答えします。

それぞれのお見送りの形

「収骨するのは辛すぎる。可愛いままの姿を思い出したいから、火葬はよろしくお願いします。」

「出来るだけ早くお願いします。この暑さが心配。この子の姿を見るのが辛い…。」

夜が明け、お迎えに参りました。

虹の架け橋ぷうの〝おまかせプラン〟

「お花やいつものごはんなど、持たせてあげたい物がありましたら、ご用意くださいね。おもちゃは…拝見させていただき判断させていただきますが、紙製や薄手の布製、ちいさなおもちゃでしたら持たせてあげられるかもしれません。」

竹製のちいさなおもちゃとお花、クッキーをご家族の手で近くに添えていただきました。

13時頃、良かったら手を合わせてあげてくださいね。

ではそろそろ行こうか。アリスちゃん。

ご家族が見送る中、出棺です。最後のドライブが私とでごめんね。でも、ちゃんとみんなが見守ってくれているからね。

生まれてきてくれてありがとう。無垢な愛情をありがとう。うちを選んでくれてありがとう。

またいつか逢える日までゆっくりおやすみなさい。

 

虹の架け橋ぷう 公式ホームページhttp://nijinokakehashi-poo.info/

 

チャリティーカレンダー2019

猫と犬のチャリティーカレンダー2019

カレンダーの売り上げは、シェルターで暮らす保護犬、保護猫たちのごはん代、医療費となります。

人の都合で棄てられた子。家族が先立ち行く場所ななくなった子。外で産まれ保護された子。迷子になりお家に帰れなくなったかもしれない子。

シェルターには、たくさんの犬、猫が暮らしています。

 

虹の架け橋ぷうは、チャリティーカレンダー販売促進活動をしています。

昨日は地元の飲食店、企業の社長さんたちの集まりに参加し、多くの方にこの子たちの存在を知っていただくためアピールをしてきました。

いつの日か「保護犬」「保護猫」という言葉がなくなりますように。

みんな幸せになるために産まれてきたのだから。

 

家族だから、しっかり送ってあげたい。

「火葬の予約は取れたけれど、段ボールか抱っこで連れてきてと言われ…お棺やお骨つぼありますか?」

ご連絡をいただき伺いました。予約の時間まで、あと数時間…!

出逢いは21年前。お外で暮らしていたお腹の大きな子。このお家の台所裏で仔猫を産みました。お腹空いていたかな。お外は過酷だったよね。ここなら安心して子供を産めると思ったんだね。

そのまま家族になりました。

「新聞記事を保管していました。その時を迎えるのは嫌だけど、必要かもしれないと思って。」

大丈夫ですよ。ご安心ください。大切な家族でもすもんね。出来る限りのことをしてあげましょう。

「この子はコタツが大好きでね、よく上に登ったりしていたんだけど、足が悪くなって登れなくなってね。あと顔にできものが…でも蒸しタオルで拭いてあげると喜んでいました。抱っこが嫌いで、病院も車も苦手で…水道から直接お水飲むのが好きでした。」

どんなに大切にされていたか伝わってきます。

チビちゃん。可愛いね。お顔もだけれど性格も可愛いね。

バスケットのお棺に真っ白いお布団を敷いて。お父さんとお母さんの手で寝かせてあげてくださいね。

急ぎながら、でも好きなものを選んでお弁当に詰めました。

お花は…火葬場に向かう途中で買って行きましょう!早めに着くように出発して、可愛く包んであげましょうか。

バタバタと出発。そしてお母さんとお花選び。レジの済んだものから茎を切り、小走りで車に。お父さん、お待たせしました。では参りましょう。

移動中も、チビちゃんのお話は尽きることがありません。

「ここ数日はオムツもしたけれど、少し前までは、私が手伝ってあげると自力でトイレも出来ました。」

「最後の2日は一緒に寝ました。看取ることもできました。」

お母さんが選んだお花はどれも優しい色合いの花。チビちゃんに感謝の気持ちを込めて。そして、うちは神式だからと榊も入れてあげました。お父さんからもチビちゃんへ。

20年以上も一緒に暮らしてきたキミ。                 ありがとうね。寂しいけれど行ってらっしゃい。見送るまでが私たちの責任だから。

待ち時間に少し居心地悪そうにしていたお父さんが声をかけてくださいました。

「ちゃんと葬儀だね。人と同じようにしてくれるんだね。このあともし良かったら、直会(なおらい)に付き合ってもらえませんか?」

喜んで!

チビちゃんの在りし日を偲んで「献杯」お父さん、お母さん、大切な子供さんの旅立ちのお手伝いをさせていただきありがとうございました。

送ってあげるのはあくまでもご家族。虹の架け橋ぷうにできることはお手伝いです。「きちんと送ってあげたい。」そのお気持ちにできる限り寄り添いお手伝いすること。

この仕事を始めて良かったです。愛猫を見送り廃人のように落ち込んでいた私が、この仕事を選んだ理由。

ちいさな家族との別れに悔いを残して欲しくない。

「たくさんのお花に囲まれてチビを送ってあげる事が出来、お陰様で後悔する事もなく、私の気持ちも落ち着きました。」

あれから数ヶ月。チビちゃんのお母さんからあたたかい自筆のお手紙を頂戴しました。

チビちゃん、お母さんとお父さんを見守っていてね。

大切な家族だから最後まで愛を込めて

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう

 

虹の架け橋ぷう 公式ホームページhttp://nijinokakehashi-poo.info/

ゴールデンレトリーバーののりおちゃん。

お客様からのお言葉

今日は本当にありがとうございました。

朝はあんなに雨が降っていて、のりさんの涙雨かなと思っていました。
でも、旅立ちの時は気持ちよく晴れて、のりさんもみんなに見守られて安心したんだなと感じました。

虹の写真ありがとうございます。きっとのりさんも虹のたもとまで行けましたね🐶

主人とも、二人ではこんなにやってあげられなかった。後悔はたくさんあるけど、由香さんにお願いして、本当に良かったね。
と話していたところです。
三人の時間がゆっくりとれて、お別れすることができました。

実家で飼っていたあいちゃんの旅立ちに、ずっと後悔が残っていたので、あいちゃんの分もやってあげられたような気持ちになりました。
今頃再会してるかもしれませんね🌈☺️

由香さんもこれからまた暑くなりますので、お身体に気を付けてください。

主人の会社の人達や近所の人達も来てくれて、のりさんは幸せ者です。
のりさんのお陰でいろんな方とつながることが出来ました。
由香さんとも。
人って暖かいんだな~ってのりさんに教えてもらった気がします。
のりさんがつなげてくれたこの地で過ごして行く事が出来たら、私たちも幸せです。
また、お近くに来られる際には寄って行ってください。のりさんも喜びます🐶

ありがとうございました!

「のりお犬好き」

 

あの子の居場所は賑やかに。

ふわふわでモコモコでちいさくて、お目目とお鼻がまんまるなあの子。

にぃにが一目惚れしてお家に迎えました。

にぃにとあの子は恋人同士みたい。お世話したり、お部屋に連れて行って一緒に過ごしたり。

ピンク色の似合う女の子。

 

あの子がお空に旅立って…

いつもの散歩道、病院へ通った道、思い出しては涙が溢れます…

 

あの子の周りはうーんと賑やかに。うーんと可愛くしていたい。

 

本当に愛おしくて可愛かった。一緒にいてくれた時間は私たちの宝物。

また、逢えるよね?それまで待っていてね。

あなたと再会出来ることを想い、ママ頑張るよ。

 

生まれてきてくれてありがとう

うちの子になってくれてありがとう

通院頑張ってくれてありがとう

あなたは私たちの大切な家族です

 

大切な家族だから最後まで愛を込めて

ちいさな家族にありがとう 虹の架け橋ぷう

 

虹の架け橋ぷう 公式ホームページhttp://nijinokakehashi-poo.info/

 

あの子からの恩返し

出逢いは保健所の犬舎でした。

聡明で勇敢な性格と言われているジャーマンハンティングテリアの成犬、男の子です。

彼は猟犬として生きてきましたが、最初の家族が亡くなり、保健所へ…。

一目見て気に入ったお母さんが、家に連れて帰りました。

もう、6〜7歳なのでしょうか。少しずつ、少しずつ、心を開いてくれました。

特にお母さんが大好き。お母さんもお父さんも、少し過保護なくらい、大切にしました。

 

あの日…。予期せぬ出来事が。

ご連絡をいただき、迷いましたが、現地に向かうことにしました。「今夜は激しい雨になる。」降り出す前に、なんとか間に合うかな。状況を知っている方を探し出し、場所の確認を。そしてバスタオルなどを途中で購入し、向かいました。

よかった、まだ降ってこない。

ちょっと待っててね。今綺麗にしてあげるからね。

それからご家族と合流する直前、激しい雨が。

 

その翌日、お庭に咲いた色とりどりのお花とお手紙、大きなぬいぐるみは写真にして、いつものカリカリとクッキーを納め、旅の途中まで見送りました。

前日の雨があなたの行く道を洗ってくれたかのような、澄んだ空。

 

あれから数ヶ月。

あの子のお母さんから突然の電話。お話させてもらうのは初めてです。

「あの子が身代わりになってくれた…今はそう思いリバビリ頑張っています。」

 

あの日、保健所から連れ出してくれたお母さん。お家に慣れるまで、根気よく接してくれたお母さん。優しく甘えさせてくれたお母さん。

聡明で勇敢なあなただから、お母さんを守ることができたんだね。

間もなく、お母さんがお家に帰ってくるんだよ。お母さんの元気なお顔見て、声を聞いて…安心して休めるかな。

そしてまたいつか、逢えるといいね。

生まれてきてくれて、うちの子になってくれて

ありがとう。